に沈む太陽と出会う

狂気に近いなら は何処へ続くの?

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2010.08.08 08:08 | SW2.0 妖精郷プレイレポ | トラックバック:(-) | コメント:(-) |
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出来れば、0話から読んでくれると、嬉しいな~っと思いますw

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(注意!)以下、SW2.0サプリメント フェアリーガーデンのネタバレを大いに含みます。
ストーリー進行は小説で進めます。
が、やはり端折ったりする部分とかが出てくるので最後にまとめてメタなデータを載せます。
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●第1話

リオスの街から1日ほどある小さな村へ向かっている最中のことだった。途中、近道だから森を突っ切ろうと言い出した相棒のことを、疑ってかかるべきだったのだ。
「イオ…何だ、これは……」
サカロスの聖印を付けた女剣士、クラウディアは隣のひょろりと細長いエルフ、アイオライトを睨み付けた。
「もやがかかってますねぇ。いやぁ、それにしてもピンク色の霧とは珍しいです」
対するアイオライト…イオは睨まれても平気そうな顔で、むしろ微笑みさえ浮かべて答える。
「白々しいっ!」
「ディア、怒るとシワが増えますよ?」
「えぇい、この確信犯めっ…!!」
思えば昨日、ディアが探してきた、行方不明の少女を探すという仕事の詳細を聞くなり、イオは言ったのだ。
「それは丁度良いですね、早速明日から取りかかりましょう」
と。その台詞を聞いたときに、オカシイと思わなければ行けなかった。
今朝街を出て、行方不明になったというエマ・ローズワースという少女の行方が住んでいたという村へ向かう時も、
「この森を通り抜けた方が近道ですよ。それに、この森でその少女の痕跡が途切れているらしいじゃないですか。ついでに軽く下見が出来ます」
と、いかにも合理的なことを言って、街道を行こうとするディアに森への道を示したのも、イオだった。通り抜ける際、森で少女の痕跡が途絶えたという周辺を軽く探索しようと言ったのも、イオだ。
「しかし、1ヶ月も前に行方が分からなくなってるとなると…探しても何も出てこない気がするんだが」
「せっかくここまで来たのですから、調べない方が損ですよ」
森での探索は主にディアの役目だ。渋るディアに屁理屈で調査させたのも、やはりイオだった。そして調査の最中、気がついたら急速に霧が出てきた。しかも、薄桃色だ。これまでの経験とイオの言動から、こうなることが分かっていてイオはここへ来たように見える。
「この野郎、騙しやがったな」
ディアが隣の男へ恨み言を吐くのも、仕方ない……かもしれない。その台詞の語尾を攫うようにして風が吹いた。風はあっという間に霧とももやともつかない、得体の知れないピンク色を吹き飛ばしていく。
「……なっ?!」
「おぉ!」
ディアとイオの声が(驚嘆の表現に違いがあるのを、ディアはちゃんと気づいた)重なる。一気に視界が開けたそこは、美しく広い湖の畔だった。先ほどまで森を歩いていたはずだったのに。空の青を写し取ったように、青く澄んだ水。湖面を白い鶏が飛び、水面に波紋が広がる。高く険しい断崖がが掌で包むように湖を包み、その崖の上からは幾筋もの滝が大きな音を響かせ流れ落ちている。今立っているのは、断崖に包まれた湖の、唯一の岸辺だ。
「おやや? もしかしてお客さんかな?」
不意に背後から共通語で話しかけられた。
不覚にも気配を感じなかったディアは、それと悟られないように出来るだけゆっくりと振り向く。
「不本意ながら、そのようだな」
振り返ったそこには、黒い毛並みの猫(ただし二足歩行で青い帽子を被った身長1mほどの、だ)が立っている。どうやら先ほどの台詞はこの猫が喋ったものらしい。知らないモンスターだろうか、と勘ぐるがその辺の知識担当はイオだ。おい、と視線をそちらへ向けると、
「お邪魔いたしております」
ディアには分からない言葉で何事かをイオが言った。
「何て言ったんだ?」
「君はいつになったら妖精語を覚えてくれるんでしょうね?」
「妖精語、だと…? まさか……」
「おややや、そちらの方は妖精語が分からないと! それはお困りだ。それなら、これを差し上げよう」
黒猫は青い帽子をひょいと持ち上げると中から眼鏡を取り出し、ディアへ差し出した。
「これは?」
「妖精メガネという、特別なメガネさ。ボクたちを見、ボクたちと話ができるようになる、不思議なメガネなんだ」
かけても目に映る景色は変わらなかったが、目の前の猫が喋った不可解な言葉は不思議と理解出来た。
「さあ、では、改めて……ようこそ! <天の及ぶところその悉くに並ぶ者なき叡智と、地上のありとあらゆる財宝にもってしても代え難い美貌とを兼ね備えたる偉大なる魔術師、すべての妖精達にとっての妹にして姉、娘にして母、共にして恋人たる空前絶後の天才妖精使い、神々に愛されし者、”妖精女王”アラユマ・ハメスガダラス様が、この世に生み出した至宝、荘厳にして優美なる妖精達のための永遠の楽園――妖精郷>へ!」
「……つまりは、そういうことか……」
ディアは妖精使いのエルフをちらりと見てため息をついた。つまりきっと、この妖精郷とやらの話を聞いたイオはここに来たかった。おそらく、少女が消えたという森の一部がここへつながっているのだろう。それを知っていたイオは、丁度良くきた少女探索の依頼をダシにディアを森へ連れ出した。そしてディアはいつものごとくイオの我儘に巻き込まれた、ということのようだ。
ディアが事の次第をなんとなく把握している間も、猫の長い台詞は続いていた。
「ボクの名前はグラタン。アラマユ様からこの妖精郷の管理人を負かされているケットシーだよ」
「ケットシー…あぁ、噂の古代種妖精に、こんなにも早く会えるなんて、素晴らしい!」
感動に浸っているイオの後頭部を叩きたい衝動に駆られるが、どうにか抑える。というのも、グラタンがぺこりとお辞儀をした後に、更に続けたのだ。
「お客さんが来たんなら、宿を再開しなきゃね!」
そしてまた、帽子の中から取り出した何か(ディアはそれが小さな鍵に見えた)を湖に放り込んだ。すると、どこからともなく、ゴーン、ゴーン、という鐘の音が響いてくる。
「な、なんだ?!」
見回すと、さっきまで見えなかったはずの鐘楼が四方に浮かんでいるのが見えた。
「東西南北にある塔か…」
イオが呟くように、どうやら今居る位置を中心にちょうど四方向に塔が見える。塔を確認している内に鐘の音が鳴りやみ、今度は水音が耳に届く。見ると湖の岸辺から湖の真ん中に向かって、真っ直ぐに伸びる石造りの橋が、水の中から浮かび上がってきた。
橋の行く手には白い壁にピンクの屋根が乗った小さな建物が現われていく。水がざぁっとほとんど下へおちてから、グラタンは数歩そちらへ進んで建物を指さすと、二人を振り返った。
「ほらあれが、妖精郷自慢の宿屋、七色猫のおもてなし亭だよ。さ、ついてきて。久しぶりのお客さんを歓迎して、美味しいお茶をご馳走しなきゃね」
「いやちょっとま…」
「それはありがたい、ちょうど喉が渇いていたところなのです」
ディアが制止しようとする言葉にかぶせるように、イオがさらりとにこやかな笑みで頷いてそちらへ歩き出す。
「ちょっ、おまえな!」
「ほらほらディア、美味しいケーキもあるかもしれませんよ?」
「そういう問題じゃない! 妖精郷とか聞いたことないぞ! ここはいったい何なんだ!」
二人のやりとりに宿へ向かっていたグラタンが振り向く。
「話は、あとあと。お茶を飲みながら、ゆっくり話そうよ」
ゆっくりしていたら少女探索の仕事がっ、とわめくディアの手をグラタンが引っ張り、背中をイオが押して無理矢理歩かせる。建物は玄関口の上に猫の形をした看板が掲げられており、ディアには分からない言葉が何か書いてある。
「七色猫のおもてなし亭、って書いてあるんだよ。魔法文明語だね」
イオがディアがどうせ分からないだろうと先回りして教えてくれた。中へ入り食堂へ案内されると、グラタンはお茶を入れてくると言って出て行き、ほどなくして3人分のティーセットを手に戻ってきた。3人でテーブルに着く。
「さあ召し上がれ」
何故か分からないが嬉しそうにニコニコとしているグラタンはカップに紅茶を注ぐと勧めてきた。飲むとふわりと良い香りが口の中に広がり、鼻にマスカットフレーバーが抜けていく。紅茶の縁には金のリングが浮かんでいる。文句なく美味しい最高級のダージリン(おそらくセカンドフラッシュ)。

落ち着いてから、グラタンは口を開いた。
「さて。何から話そうかな…そうだ、まずはお客さんのことを教えてよ。どうしてここへ?」
「僕は顔見知りの露天商から不思議な本を貰ったのですが…それに妖精郷の事が書かれていたんです。胡散臭いとは思いましたが、冒険者の店のマスターから話を聞いて、一度着てみたいと思ったのです」
「やはり、そんなことだと……。だから私が持ってきた実入りの少ない仕事にも頷いたんだな?」
「ディアも少しは知恵が回るようになりましたね。その通りです、少女が居なくなった森がここと通じている可能性があったからです」
「良かったなぁ? 来られて。じゃーさっさと帰るぞ。仕事の続きはきっちりしてもらうからな」
「落ち着いて、よく考えてみてください。その少女はかき消えたように居なくなってしまい一ヶ月以上が経過している…そして消えた場所にはここへ通じる入口がある。何かあると思いませんか」
「まさかエマもここへ迷い込んだと?」
「その可能性は大きいと僕は思っていますよ」
「……ちっ」
納得いかないながらも状況を理解したディアは、ふてくされたように頬杖を付いて目線を憎たらしいエルフからそらした。その先にはちょうどグラタンが居る。
「なるほど、そう言うことであればまずはこの妖精郷についてお話しないと」
グラタンの話によると……。
この妖精郷はディランディル時代(魔法文明時代)にアラマユ・ハメスガダラスという名前の女魔法使いによって作られたこと。たくさんの妖精達が暮らす楽園だと言うこと。一時は妖精だけでなく人族もこの妖精郷に暮らしていたが、突如として妖精郷は人族の住むラクシアから消えてしまったのだという。
消えた理由は諸説あるが、とにかく世界から妖精郷は消え、同時にアラマユも姿を消したらしい。とはいえ、ここにはまだ魔法文明時代の高度なマジックアイテムが多く残され、失われたとされる古代種妖精(グラタンのようなケットシー等)が残存する。
「他にも妖精に成りきれていない小さな妖精、リトルドロップが居るよ。まぁ、赤ちゃんを相手にするようなものだから、悪戯されたりしてもマトモに取り合わないことだね」
目を輝かせて話に聞き入っているイオとは反対に、ディアは飲み終わったカップを手持ち無沙汰に遊ばせていた。ふと横を見ると、イオのカップにはまだ半分ほど残っているので、さっとかっさらうと一気に飲み干した。そんなことをしても気づかないイオが何か言おうとするのを遮って、
「で、ここから出る方法は?」
「まま、焦らないで。順番に話すよ。とにかく、完成した妖精郷は本当に素晴らしかったんだ。ここでは場所ごとに気候が固定されていて、妖精は自分の気に入ったところを自由に飛び回ってた。アラマユ様の友達も遊びに来て賑わってたしね」
「ということは、ここはその人達のためのものですか?」
「その通り。ボクはここの管理を任されてるけど、他に6人、合計7人ボクみたいな管理人が居るよ」
「それはそれは、会ってみたいですね」
「ここには宿屋だけじゃなくて、温泉や工房、妖精王の住む城もあったんだよ」
「妖精王! それは是非見てみたいものです」
邪険にあしらわれた後は、グラタンとイオの間でもりあがる会話に入っていけないどころか、ついていけない。
「ところがあるとき突然、異変がここを襲ったんだ」
「と言いますと?」
「妖精王と共に城が湖の底へ沈み、アラマユの姿が消え、お客さんが来ることもなくなっちゃったんだ」
客をもてなす役割のケットシーたちは困り果て、再び客がくるのを待っていたが、しばらくして諦めると、残りの施設を全て湖の底へと沈め散り散りになったらしい。
「だからたいしたおもてなしは出来ないんだ。ごめんね。他のみんなとは会ってないから、どこに居るかも分からないし…。ここから出るには湖の底に沈んでる転移の魔法陣を浮かべれば出られるはずだよ。薄桃色のもやを通ってきただろう? あれは遠く離れた二つの空間を繋ぐ魔法でね、あれを通って帰れるんだ。ただ、ホントなら魔法はアラマユ様が魔法を封じたはずなんだけど…封印が弱まってるみたいで」
「ということは弱まってると思う根拠があるのか」
帰る話になってやっとディアが会話に割り込む機会が出来た。
「今、長年ここを維持してた魔法の力が弱まってるんだ。だから空間が不安定で、どこに何があったのか分からなくなっちゃってる。しかも、君たちが来た魔法陣はしょっちゅう勝手に動作して、嬉しくないお客さんも迷い込んで住み着いちゃってるから、危なっかしくて…散歩にも行けない」
「嬉しくないお客さんっつーと…」
「蛮族や魔神、アンデットとか、色々ね。わりと最近のことなんだけどさ」
最近とはどれくらいのことかを聞く前に、イオに止められた。妖精の時間感覚をあてにするな、と。変わりに別のことを聞くことにする。
「で、その帰るための魔法陣はどうやったら浮かんでくるんだ?」
「うーん、魔法陣を管理するフィットチーネに聞かないと」
「ではまず、そのフィットチーネとやらを探せばいいのだな」
「そういうことになるね。ただ、フィットチーネはどこに居るか分からないし、探すためには妖精郷を歩き回らなきゃいけないと思うんだけど…。状況が状況だし、危険で難しいことだと、ボクは思うんだ。どう? そんなことせずにこの宿でずっと暮らさない? ボクが精一杯お世話するよ!」
「いや、仕事を放り出すわけには…」
「この妖精郷は確かに静かに崩壊へ向かってるけど、あと数百年はもつだろうし。どうかな、帰るなんていわずにさ!」
気づいたら、キラキラした目のグラタンがテーブルに乗り出してディアの顔を覗き込んでいた。それをイオの細い指先が抑えて元に戻させる。
「この人間はともかく、僕はあと数百年は生きる予定です。崩壊に巻き込まれたくないですし、僕の目的はここで暮らすことでなく、ここを調べることなので」
二人にやんわりと断られ、グラタンの耳がぺしゃんと倒れてがっかりしているのが分かる。困ってる人が居ると助けずには居られないのがディアの性分であり、サカロス様の教えだ。頭を撫で撫でと優しく撫でてやり、
「だが、私たちが妖精郷にいる間、ここを使わせて貰えると助かる」
「もちろん、それがボクたち管理人の仕事だからね! 出来るだけ協力するよ」
とたん、ぱぁっとグラタンの表情が明るくなる。現金な猫…じゃなくてケットシーだ。
「早速だが、エマという少女を知らないか」
「エマ? エマ…? 知らないなぁ。けど話を聞く限り、ここへ迷い込んでる可能性は高いと思うよ。ただ探すなら急いだ方が良い。さっき言ったとおりこの中は危険も多いからね。無事だと良いけど…」
「ふむ…」
どう思う、とディアがイオを見ると、
「しらみつぶしに探し回るしかないでしょう」
その通りと頷くグラタンに、イオはついでに聞きたいのだけれどと前置きしてから、
「ところでどうしてここは、僕たちの世界、ラクシアから切り離されてしまったんでしょう? 文献を見る限り、以前は自由に行き来が出来たとあります」
「うーん、どうしてアラマユ様が妖精郷とラクシアを隔離したのかは、ボクにも分からないな。でも妖精王なら何か聞いてるかもね。妖精王はお城と一緒に湖の底だから、まずはお城の管理人であるラザニアを探さないとね」
「ではラザニアさんは何処に居るんです?」
「それが分からないんだ」
ディアは無言でイオの握られた拳を押えた。顔に「使えない奴め」と書いてあったので、うっかり殴ってしまわないように、だ。
「帰るための魔法陣を管理してるっていう、えーと…」
「フィットチーネかな、フィットチーネもどこにいるかサッパリ分からないんだ」
「そうか…」
「だけど、他の管理人なら知ってるかも。まずはペンネ、パスタ、ドリア、ニョッキの別の管理人を捜してみてよ」
「彼らは何を管理しているんです?」
「ペンネは施療院。薬草やポーションを用意してくれる場所で、色々な効果がある温泉もあるよ。パスタは騎獣厩舎。騎獣を借りられるよ。ドリアはマジックアイテムをあつかってる魔法工房。ニョッキは武器と防具をあつかってる鋼の工房だよ」
ディアとイオが顔を見合わせる。無言の内に視線で意見を交わす。長い付き合いだからこういう時はあうんの呼吸だ。
「では、ニョッキさんから探してみましょう」
二人はライダーではないので騎獣は不要のため、パスタは後回し。二人とも魔法の使い手なので薬草やポーションは多少後回しでも構うまい。マジックアイテムも気になるが、二人とも剣士でもあるためまずは装備から調えたい、というのが二人の希望だ。
「ニョッキは険しい山に居るから、最初に探すのはお勧めしないけど…」
「誰がお勧めなんだ?」
「ペンネは薬草園に居ると思うんだ。そこは比較的安全だと思うから、まずはペンネを探してみると良いんじゃないかな」
また、ディアとイオの視線が絡む。まぁいいか妥協しよう、という所だ。
「では、薬草園はどこにあるんです?」
「分からない」
ディアは再びイオの拳を押える必要に迫られた。
「どうして分からないんだ」
「さっき、魔法の力が弱まってるって言ったけど、そのせいで空間が不安定になってるんだ。だから、どこに何があったのか、ボクにもよく分からない。ボクはここから離れられないしね。多分、宿から南の方、じゃなかったかなぁ?」
「……仕方ない、手当たり次第当たるしかないか……」
「そのようですね」

話を聞いて準備をしてから宿を出て行こうとすると、グラタンが色々物が入った箱を手にちょっとまって、と奥から戻ってきた。
「宿泊台帳に名前を書いていってよ。あと、役に立つか分からないけど倉庫からアイテムを探してきたんだ。好きな物を持っていって構わないよ」
「宿泊台帳?」
「アイテム?」
ディアとイオの声が重なるのも気にせず、グラタンは最初から説明してくれた。
「七色猫のおもてなし亭の宿泊台帳に名前を書いた人がここで死亡した場合、自動的にここへ転送されるよう魔法がかけられてるんだ。その場合、ボクが無料で蘇生してあげるからね。だから名前書いておいてよ。ただ、死んだときに持っていたアイテムが無くなってしまうことがあるみたいだから、気をつけてね」
「それは便利だな…」
さっそくとペンを手に取るディアを抑えて、イオが冷ややかな目を向ける。
「代償があるんでしょう?」
グラタンの目が細くなり、口端がにやりと持ち上がった。
「ボクが使う魔法はリザレクションとは違うから、穢れはたまらないよ。……ただし、ボクの魔法は妖精郷の魔法。あんまり妖精郷の魔法が身体に染みつきすぎると、戻れなくなるかもね?」
「……」
名前を書こうとしていたディアが固まり、イオが思案する少しの間、沈黙が落ちる。
「それでアイテムは何を頂けるんです?」
止まりかけていた時間が緩やかに動き始めた。
「あぁ、これだよ。どうぞ」
「では、ありがたくいただきましょう」
結局、二人は宿泊台帳に名前を書き込んで、アイテムもしっかりと貰ってから、外へと出た。

「アイオライト・スピネルに、クラウディア・ブルグミュラー…か。楽しくなりそうだね」
二人が去った後、グラタンの楽しそうな独り言が宿屋の中に落ちた。

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メタデータ

ディアの導入決定表は5、イオの導入決定表は3。ということでこうなりました。
多少辻褄を合わせるためにシナリオ集の設定と変えてあるところがあります。

妖精使いであってもケットシーは魔物知識判定が必要とあったので、ふってみたらのっけから6ゾロ(笑)。
こんなところで無駄な運を使わなくても、と思いつつ、イオはケットシーのことを完璧に知っているということになったのでした。

初期アイテムの購入は、
クラウディア:バトルアックス(360G)、スプリントアーマー(520G)、冒険者セット(100G)、着替えセット(10G)ランタン(40G)、聖印(100G)、油(20G)
アイオライト:ショートソード(80G)、ソフトレザー(150G)、バックラー(60G)、冒険者セット(100G)、着替えセット(10G)、くさび10本セット(20G)、羽ペン(2G)、羊皮紙5枚(5G)、スカウト用ツール(100G)、魔香草×1(300G)、保存食お徳用×2(100G)
残金:ディア50G、イオ293G

グラタンから貰ったのは、救命草×5を2セット、魔香草、アウェイクンポーション、ヒーリングポーションを1つずつです。
ちなみに、薬草園のある場所は4-5で南エリアにあることになりました。更にダイスをふって、南エリアの右上に薬草園をプロット。
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さて、ほぼウサギブログに突如こんなもの載せるのも難なので、過去日付でひっそりとやろうと思っています(^^;
2話以降は限定公開(パスワード付)になります。
勝手にリプレイ等を公開しちゃダメ、ということなので。。。
読みたい方は、こちらに連絡先を沿えてコメントorツイッターorみくしでご連絡いただければ、パスをお教えします。

ちなみにコレ、以前はみくしに載せていましたが、何となくこちらに移すことにしました。
随所にみくしの鱗片がみえるかと思いますが、気にしないで下さい。。。
手直しせずにコチラに載せているので;;



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さて、そもそも何でフェアリーガーデンをやろうと思ったのか、というと。
ウィザードトゥーム対応のフェアリーテイマーキャラを作成しましたことがキッカケです。
そうしたらですね。楽しくなってしまって、思わずフェアリーガーデンを買ってしまったのです。
買ったからには遊ばねばなりません(笑)。
以前リオスを遊んだときに、遊ぶだけじゃなくて、プレイ記録として小説もどきにしたら2倍楽しいのではないか? と思いました。
なので、今回はそれを実践しようと思います。

そんなわけで当然、ネタバレが含まれますのでご注意下さい。
あと、SW2.0を知らなくても楽しめるようにしたいけど、やっぱり知ってた方が楽しめると思います。
更に言うと、今回一人で遊んでますが、小説の形に纏める上で、キャラは1人より2人の方が楽しかろう、と2人キャラで遊んでいます。
当然、その分処理が煩雑になったりして大変なのですが(^^;
楽しさ優先! ということで。

そんなわけで、次からプレイレポを始めます。
お暇なときに楽しんでいただければ幸いです☆

なお、公開範囲はまぃみくさんのみです。普通に公開すると、著作権とかの関係でWebで公開するのは問題があるので(^^;
(フェアリーガーデンの著作権を私が侵害してしまう、という意味です。友達の間で私的に楽しむだけなら問題ないだろう、という勝手な判断をしてみました)



<キャラデータ>

名前:アイオライト・スピネル 通称:イオ 種族:エルフ(妖精使い生まれ) 性別:男
性別:男 年齢:21 HP:16 MP:24 冒険者レベル:1
技:10 体:4 心:12 A:5 B:7 C:3 D:9 E:10 F:9
器:15(2) 敏:17(2) 筋:7(1) 生:13(2) 知:22(3) 精:21(3)
技能:ファイター:1 フェアリーテイマー:1 スカウト:1 セージ:1
戦闘特技:魔法誘導
習得言語:共通語、エルフ語、妖精語(会話)、魔法文明語(読書)
外見:肩までざっくりと伸びている銀の髪、紺の目。身長は180cmほどで、ひょろりとした体型。
性格:丁寧口調で嫌味を言い、自分勝手でマイペース。
経歴:有名人の友人が居る(出身であるルーフェリアの有名人)
(マオさんキャンペーンで使うアレクの兄という設定です。髪と目の色はアイオライトから取りました)

名前:クラウディア・ブルグミュラー 通称:ディア 種族:人間(冒険者生まれ) 性別:女
性別:女 年齢:23 HP:21 MP:15 冒険者レベル:1
技:9 体:8 心:7 A:12 B:5 C:9 D:10 E:9 F:5
器:21(3) 敏:14(2) 筋:17(2) 生:18(3) 知:16(2) 精:12(2)
技能:ファイター:1 プリースト(サカロス):1 レンジャー1
戦闘特技:魔力撃
外見:黒髪のショートヘア、緑の目。身長は人間女性にしては少々高く170cm弱。筋肉質で引き締まった身体。
性格;サカロスの教えに従い、基本的に困ってる人を放って置けない貧乏性。口調は悪いがわりとお人好し。
経歴:特になし
(一度やってみたかったサカロス神官ですw 最近ドイツ語調な名前が好き)



……ホントは、1話も一緒にここへ入れたかったのですが。。。
文字数オーバーしましたw
10000文字って、あっという間ですね~(^^;
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